県庁ねぶた実行委員会

~今年も安全第一で運行!ねぶたの色使いに注目~

【今年の見どころ】

  今年は「托塔天王 晁蓋(たくとうてんのう ちょうがい)」という水滸伝の人物をテーマにした題材である。今年のねぶたは前に5つ、送りに2つの計7つの面があるという特徴があり、それぞれの面のカラフルな色使いにもぜひ注目してほしい。送りは毘沙門天。托塔天王の別称が毘沙門天であるということから本体との関連性が含まれている。県庁の横断幕や、前ねぶたは県政のPRも兼ねて作られているため、今年はどのような情報が前ねぶたに込められているのか必見である。

  全ねぶた運行団体の目標が、「ねぶたをすべて見てもらって観光客に楽しんでもらう」ことである。そのため県庁ねぶた実行委員会としても、最大の目標として「ルールを守り、安全で怪我なく、スムーズに運行する」ことを掲げている。

 

【運行について】

  運行統制は、県庁職員と大学生の運動部員のスタッフが一日当たりおよそ100人で行っている。スタッフが一体となって、安全に最大限配慮しながら運行を支えている。曳き手は人手とパワーが必要なため、大学生の運動部員に協力してもらっている。跳人は完全自由参加であるため、ぜひ正装で多くの人に参加してほしい。運行の形態は、跳人、囃子、ねぶたの順で運行することによって跳人を囃し立てる工夫をしている。運行スタッフと役員の衣装は県庁ねぶた実行委員会で準備しており、囃子の衣装は各自で用意している。県庁の囃子は、「青森県庁ねぶた実行委員会囃子方」というグループがやっている。夕方6時くらいから青森港管理所の駐車場を借りて練習している。囃子方は別組織になっており、事務局は運行に係るあらゆる事務を行っている。

 

【制作について】

  ねぶた制作は、我生会に依頼している。制作者は大白我鴻先生であり、制作はねぶた師にすべてを任せているが、色付けする前の題材や、下絵の鉛筆書きの状態のものを県庁で確認させてもらっている。

 

【囃子方について】

 県庁の囃子はねぶたに背中を向けて話し込んでいてもその太鼓を聞けば、県庁が来たと思うような太鼓を目指している。ベースは正調囃子ではあるが独自のアレンジを加えて非常に手数が多いのが特徴である。囃子方の存在意義は「はやしたてる」ことであると考え積極的に観光客と触れ合ったり、手をつないで跳ねたり「自分たちが楽しむ」ということが理念であり、楽しむ姿を魅せることでお客さんにも楽しんでもらうことを大切にしている。

                                                                                                                                                                                                                文責:斉藤勇耶

写真:2017年 県庁ねぶた実行委員会「花和尚 魯智深」 製作者 大白我鴻