JRねぶた実行プロジェクト

~令和元年は55回目の出陣~


2019年の見どころ】

今年の題材は(じょう)(えん) 日本武尊(やまとたけるのみこと)。制作者は竹浪比呂央 氏である。

日本神話の英雄 日本武尊が愛剣、(あめの)(むら)(くもの)(つるぎ)を振りかざし炎や災いを払う場面だ。

炎の赤が際 立つ色彩や戦いの迫力に注目していただきたい。

JRねぶた実行プロジェクトは令和元年に55回目の出陣となる。

節目の年に新時代・令和への繁栄と安寧の願いが込められている。

 

【歴史】

昭和 39 年に「国鉄」として初陣、平成元年からは「JR ねぶた実行委員会」に名称を変更し平成 21年から現在の「JR ねぶた実行プロジェクト」に名称が変更された。令和元年で 55 年目を迎える。昭和47年は一度だけ不参加だったが、55年の長い歴史ある団体だ。55 年続いてきた伝統を守るとともに「去年よりも今年、今年よりも来年良い運行ができるように」を心がけている。国の重要無形文化財の青森ねぶた祭に市民や国内外の遠方からお客様が「また来たい!」と思っていただけるような運行を目指している。

 

【運行】

囃子は「JRねぶた囃子会」が行う。160名が所属しメンバーは社員が30名程でそのほかは一般の方で構成される。6月初旬から7月下旬の約2か月間、日曜日以外は毎日夕方から練習している。約2か月の短期集中型の練習ではメンバー全員が運行するねぶたの原画を見てイメージを統一して一致団結し囃子が奏でられる。  

跳人は1日で約500名が跳人として参加している。昔の蒸気機関車の動輪をイメージしデザインの浴衣は市民や観光客の方も身につけて参加することができる。足袋と草履は自前、その他の帯やたすき一式は無料で貸し出しされる。

 

【制作】

平成16年以降の制作は竹浪比呂央氏が担当している。

以降は新幹線の“交通安全”や“速さ”にちなんだ題材が特徴だ。

過去のねぶた紹介

平成23年「韋駄天」韋駄天とは脚の速い神様で天を駆けたという。

東北新幹線はやぶさ運行開始の年。

平成24年「東北の雄 阿弖流為」震災復興(新幹線全線運転再開)を願い。

平成27年「津軽海峡 義経飛龍」源義経が三厩から蝦夷(北海道)へ渡る伝説。

                                               文責:川口暖乃